【1997年6月】 1995年のマジェスティ登場と大ヒットにより、ホンダはそれまでフリーウェイとフュージョンの独壇場だった250クラススクーターの座をあっさり奪われてしまった。そして、マジェスティに遅れること2年、1997年6月にやっと対抗車フォーサイトを発売。ホンダ第3の「F」の誕生。 フォーサイトのスタイルは、他のライバルとは違い、スクリーンとメーターがハンドルと一体になったフリーウェイに近い元祖スクータースタイル。フォーサイト独自の特徴としては、バットやラケットといった長さのある物が収納できるトランクや、エアカーテンと呼ばれる独自のウインドプロテクション、オートキャンセル式ウインカーなど、最新のビッグスクーターにない魅力を備えている。
【1998年8月】 ウインドスクリーン形状、トランク開閉機構(ポップアップ)を変更。カラーバリエーションに青(キャンディエクストリームブルー)が追加され、赤(キャンディーグローリーレッド)がなくなった。
【1999年9月】 エアインジェクション等を採用して、排ガス規制に対応。サスセッティングを変更し、乗り心地向上、視認性アップのメーターに変更。カラーバリエーションに新色の赤(キャンディーワインベリーレッド)が追加され、黒(ピュアブラック)、青(キャンディエクストリームブルー)がなくなった。 さらに、豪華装備のSEモデルも追加。ブレーキング性能を高めるリアディスクブレーキをはじめ、ボディー同色アンダーカバー、レインボーグラデーションカラーのスクリーン、ソフトレザーシート、メッキマフラーガード、専用エンブレムがSEの特別装備。SEのみにカラーバリエーションで白(パールクリスタルホワイト)が追加された。
【2000年3月】 フォーサイトSEをベースにしたカスタマイズ車「ジョーダン無限ホンダ」仕様を、西日本地区にて50台限定販売。専用色のイエローが眩しい。
【2003年3月】 フォルツァが登場してからすっかり放置状態だったフォーサイトが4年ぶりマイナーチェンジ。いままでの2バージョンをSE基本にフォーサイト
EXと改名して統一。SEの充実装備はそのままに、なんと7万円も値下げ。カラーリングも一新。
【2004年12月】 グリップヒーターが標準装備された。価格は1万円アップ。
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