【1986年4月】
スペイシー250のエンジンと足回りを搭載したビッグスクーター、ホンダ第二の「F」、フュージョン登場。アメリカ向けに開発された、その低く長い車体は、広いフロアと相まって、ゆったりした乗り味を実現している。
フカフカのバケットシート、カラー液晶メーター、オートキャンセルウインカー、サイドバイザーなど充実した装備。しかし、スタイルを優先したリアトランクは、ハーフタイプメットしか収納できない大きさ。
【1988年4月】
カラーバリエーションに黒が追加された。
【1990年10月】
ホイールがアルミキャストに変更され、カラーバリエーションでは、白に代わって銀が追加された。
【1992年3月】
カラーバリエーションの銀と黒が、灰と紺に変更。
【1994年4月】
ルーズタイプの専用シート、ハイマウントランプ内蔵リアスポイラー、専用ツートンカラー(黒/茶)を装備した、SEモデルを限定発売。豪華装備と独自の配色は、さながらミニゴールドウィング。
【1996年4月】
限定販売だったSEモデルが、カタログモデルに昇格。専用カラーは黒/茶から、白/灰に変更された。(当時のゴールドウィングと同色)
【1999年10月】
生産中止。「ビッグスクーター」を世に知らしめた名機は、次世代ビッグスクーターと入れ違う形で、その役目を終えた。
【2003年2月】
排ガス規制により生産中止になったフュージョン。生産中止後も独特のロー&ロングスタイルのフュージョン人気は衰えず、再販や時期モデルを望む声が多かった。そんな熱いコールに応え、ついにフュージョンが4年ぶりに復活!
基本的な設計やデザインはそのままに、排出ガス浄化システム(エアインジェクション)の採用と、盗難防止装置(強化ロックとアラーム)を標準装備。また、メッキハンドル、ショートスクリーン、バックレストを追加したメーカーカスタム仕様Type
X(2万円高)も追加発売した。カラーオーダープラン(2万円高)もあり、計11色もの豊富なカラーリングから選べる。
【2003年8月】
専用カラー(マットアクシスグレーメタリック)、ホワイトインナーカバー、ツートーンシート、ボディ同色ホイールなど、個性的なカスタムを施したスペシャルモデルを500台限定発売。
【2004年3月】
「フュージョン・Type
X」の装備を更に充実(ボディ同色アンダーカバー、専用シート、専用ロゴ、ブラックホイール)させた「フュージョン・Type
XX」が追加。Type Xより1万円高。同時にカラーリング変更し、Type Xのカラーオーダープランは廃止された。
【2005年1月】
SEモデルが10年ぶりに復活。ルーズタイプの専用シート、ハイマウントランプ内蔵リアスポイラーを装備。ノーマルモデルと「Type XX」が廃止。カラーバリエーションも変更。
【2006年4月】
1986年の発売以来20周年を迎えてのマイナーチェンジ!マルチリフレクターヘッドライトを新採用し、フロント・リアウインカーとSEモデルのハイマウントストップランプをクリアレンズへ変更。ミラーもカウルマウントからハンドルマウントへ変更し、よりスタイリッシュになった。ハンドル形状とタンデムシートも幅広化し、乗り心地も向上している。価格は1万円アップ。
【2006年9月】
発売20周年を記念して20thアニバーサリーモデルを限定発売。専用カラー、専用モカベージュインナー、専用モカベージュシート、ゴールドホイール、専用エンブレムなど記念モデルに相応しい豪華仕様になっている。価格は1万円アップ。
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